家田紙工
水うちわ 蛍
岐阜県の夏の風物詩「水うちわ」
岐阜の豊かな川文化から生まれたうちわは独特の透明感をもっています。
鵜飼船の上から長良川の水につけて扇ぎ、涼を楽しんだという謂れがあります。
家田紙工さんの水うちわは手漉き和紙問屋ならではのこだわりが詰まっています。
雁皮紙という非常に薄い美濃手漉き和紙を使用し、竹のうちわ骨に貼り付け、天然のニスを塗って仕上げるのが大きな特徴です。
絵付け技術にも長けているため、光を通したときに最も絵柄が美しく見えるよう、薄い和紙に陰影、色彩の多様さ、美しさが表現されています。
水うちわはその名の通り、水に浸してから扇ぐので、水滴を肌に感じることでより涼しさを得ることができます。
また、扇いだときに飛ぶ水しぶきを楽しむ風流な遊びも味わえます。
蛍の儚さと葉のしなやかな強さが表現されています。
台座付きですので夏のインテリアとして飾っていただいたり、御中元の贈り物としてもおすすめです。
お取り扱いについて
水うちわは繊細な和紙で作られています。
長くご使用いただくためにも優しくお取り扱いくださいませ。
天然ニスは長時間水につけたままにすると白濁しますのでご注意ください。
また、太陽光など紫外線の強いところに長時間放置しますとニスが黄変しますのでご注意ください。
また、アルコールでニスが溶解しますので、御酒宴等でのご使用はお控えください。
サイズ |
34.5cm × 17.4cm |
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材 質 | 和紙 |
生産地 | 日本 |
【家田紙工 プロフィール】
長年にわたり美濃手漉き和紙を製作し、提灯用和紙の絵付けを手掛けていた家田紙工は明治22年創業の老舗和紙問屋。
現在では江戸時代以降の伝統的な絵付け技術を継承するとともに、最新技術と伝統技術を組み合わせた新たな和紙加工製品の制作にも取り組んでおられます。
和紙を伝統工芸品としてだけではなく、産業、生業として確立させることを目標に新しい手法も取り入れています。
伝統と歴史を紡いでいく家田紙工さんです。
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発送について
※ 大変恐縮ですが、土日のみの営業のため、金曜日までに注文を受けた分については、週末(土・日)に、ヤマト運輸にてお送りいたします。
