
金井工芸
本場奄美大島紬の泥染めを担う金井工芸。古来より奄美に伝わる伝統技法泥染めをはじめ天然染色を行い、豊かな自然を染めを通じて色と先人の知恵を共有しています。
工房ではテーチ木を採取し染料を作る事から始まり、大島紬の糸や絣から様々な分野からのニーズに応える天然染色を行っております。
奄美泥染めについて
奈良東大寺や正倉院の献物帳に「南島から褐色紬が献上された」との記録が残されています。 それが奈良朝(710~784年)の頃、約1300年ほど前になります。
そんな起源がある本場奄美大島紬は分担業で製織され、糸、絣染めを行う工程として泥染めを行います。
奄美大島に自生する車輪梅(方言:テーチ木)を煮出した染料(タンニン酸)と 亜熱帯気候、150万年前の古代地層などの影響で鉄分豊富な泥田で染め上げる手法です。