
安澤れみ
生のままの竹を使用する青竹細工作家の安澤れみさん。
京都で竹細工を学び、お土産用の高級竹細工を制作されていました。
現在は高知県香美市の山の暮らしの中で、日々使う道具としての青竹細工を制作されています。
千葉県出身のれみさんは、20代の頃にアジアを旅し、ネパールで見た山間民族の姿に心を揺さぶられました。石と藁で建てられた家で必要なものを手作りする人々の生活が美しく、アジアで見た暮らしがしたいと高知へ移り住みました。
月の半分は畑仕事と家周りのこと。必要な分だけ仕事をし、食べ物を育てながら暮らしを楽しんでいます。
素材の真竹を伐るところからはじめ、材料つくり、籠を編むまでのすべての工程をお一人で行っています。